子どもの成長と遊び①

私がしてきた遊び

まずい・・・。いきなり私事からの書き出しをお許しください・・・。今回は子どもの成長と遊びについてあれこれ考えてみたいと思います。

みなさんはどんな遊びをしてきましたか?

私は友達と外で遊ぶことが多かったのですが、「鬼ごっこ」「ポコペン」「野球」「キックベース」「虫取り」なんかが日常の遊びでした。

家で遊んでいる時は「ブロック遊び(レゴブロック宇宙シリーズがお気に入り!)」

「サイコロペナントレース(六角の鉛筆2本にセパの球団名を書いて転がし、でた球団名が勝利。120勝したら優勝!)」なんて遊びをやっていました。

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これって、今思えば「確率」の勉強になっていたかも! 

ちょっと余談ですが「ブロック遊び」は「空間認知能力」を鍛えるのに最適と言われています。

空間認知能力が低いと日常生活において「動作ミス」が起きやすかったり、「運動が苦手」になったりすると一般的には言われています。

ちょっと余談になってしまうかもしれませんが……。私は「相手の気持ち」を考える時にも影響がでると考えています。

マグカップの見え方について考えてみましょう。

Mug Cafe Coffee Crown Drink Tea  - pormarco / Pixabay
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2人の人が対面で座っており、マグカップが真ん中に置いてあったとしましょう。その際、「とって」は自分の方を向いていたとします。

自分の方からは「とって」が見える状態です。

一方、相手からは「とって」は見えません。

相手の立場に立って考えることは、相手の達場からどう見えるのかを「物理的に立体を頭の中で回転させて」考えることができるかということだと思うのです。

私は幼少期に「レゴブロック」を誕生日プレゼントでよく買ってもらいました。そして、小5・6くらいの時は1日、2~3時間かけてじっくり遊んでいました(結構、変人レベルかも!?)。

もともと空間認知能力が低い私ですが、小学生の高学年くらいまでレゴブロックでよく遊んでいたために幾分鍛えられたと感じています。

おかげで日常生活はまずまずできているのは、ブロック遊びに没頭した少年時代のおかげかもしれません。💦(今でも方向音痴は絶望的ですが 笑)

うちの子は相手の感情が分からないのかしら??と悩んでいる保護者の方にはお勧めの「遊び」ですよ。

Book Old Book Reading Coffee Mug  - marijana1 / Pixabay
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そもそも遊びとは

ちなみに「遊び」は辞典にはこう書いてあります。

身体的・精神的活動のうち食事,睡眠呼吸排泄など直接生存のための活動を除き,仕事と対立する概念である活動をいう。仕事は他の目的達成のための手段であり,仕事自体は苦痛であることも,また強制されることもある。

それに対して遊びは活動自体が喜びや満足をもたらし,他から強制されず,自発的に行われ,通常まじめな目的や目標からの離脱が含まれている。

しかし,子供の活動には仕事と遊びの分化がなく,子供にとっては遊びが仕事である。遊びの活動を通じて新しい機能を獲得し,社会の習慣役割を身につけ,課業や仕事を分化させるようになる。

※大人が子どもに「遊んでばかりいないで勉強しなさい!」というのは少々微妙な所がありますね🤔思いっきり他から強制してます。子どもにとっては「遊び=仕事(学び)」なのですから。

したがって子供にとって遊びは心身発達に重要な役割をもつものであるが,成人にとっては日常生活や仕事から生じる緊張をやわらげ,気分を一新し,疲れを休め,新しい生活意欲を高める手段としての効用がある。

日本の芸能音楽用語。古くは「神遊び」などという言葉が示すように,神をもてなすため,あるいは神とともに人間が楽しむための神事やそれに付随する芸能全体をさしていたと考えられる。

その後平安時代にはやや限定的に楽舞を演じて楽しむことを意味し,「御遊 (ぎょゆう) 」ともいわれた。

当時の宮廷社会には,定められた年中行事儀式とは別に,「あそび」と称する響宴があり,そのありさまは『源氏物語』や『栄華物語』などの平安文学に叙述されている。なお,最も狭義には管絃合奏をさす。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

難しそうなことがたくさん書いてありましたが、要するに「遊び」は子どもにとっても大人にとっても大切なものだということですね。

Toy Harrypotter Boy Mood School  - chrismaguirang / Pixabay
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まずは一人遊びをとことん追求!

「遊び」は進化してくると次第に対象の永続性が獲得され、言葉やイメージなどにより象徴化ができるようになります。


イメージによって考えることができるようになりますが、概念に基づくような思考は初期のころはまだないと言われています。そして少しずつ「ごっこ遊び」「絵を描く」といった遊びが可能になってくるのです。

最初は「好奇心」を最大限に発揮して、とにかく没頭することだと思うのです。

「うちの子、放っておいたらずっとありんこ見てるんです。」「うちの子、ごっこ遊び?!なのかわからないんですけど、一人で何役もやってままごとやってます。」「うちの子、トミカの車輪が『回る』のを見てずっとにこにこしてるんですよ。」

彼らは没頭することで五感を使って「イメージ」で物事をとらえられるようになっていきます。これが「概念」でものを考える基礎となるのです。

好奇心 ⇒ 没頭  一人遊びでどんどん伸ばしたい力ですね😉

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