そもそも、勉強が得意な子ってどんな子?
「勉強はできなくてもいいけど、出来た方がいい」と考えている保護者は多いように思います。「勉強はむしろできない方が良いという」人は、よほど意地張ってますね😅😅😅
私がこれまで見てきた「勉強ができる子」はできる子というよりは「勉強が好きな子」と言った方があっている気がします。
私が出会ってきた「できる子」はこんな感じです。
- 人が好き
- 素直
- 意思がある
- ”楽しむ”力がある
- ”何故?”をたくさん持っている
まだまだありますが、大きく言うとこんな感じではないでしょうか。
よく、「あの子勉強できるよね。そっか、お父さんお医者さんだもんね。」というケースがあると思いますが、医者の子=勉強ができる は間違いです。
ここだけの話、優秀ではないお医者様の子を何人か見た事があります。💦
では、どうしたら勉強が得意になるのでしょうか?

まずは勉強をしたいと思うことが大切
まずは必要不可欠な要素として子どもが「勉強を好きであること」が挙げられます。
ここではっきり言っておきます!
勉強が嫌いな大人が子どもを勉強好きにさせることは100%できません!(ここから下は読む必要が無いと思います…💦)
ご自分が「勉強が嫌いです」という方は素直に「プロ」に任せた方がいいです。😅😅
自分が嫌いなものを子どもに好きになれと強制すると、逆に「信頼」を失い親子関係が悪化します。
「何で、お母さんが嫌いなものを俺に強制するのさ!」なんて言われちゃいますよ。
では勉強が好きになった子はどのようにしてそうなったのでしょう?
それは勉強が好きな人が身の回りにいた(いる)からです。
勉強を好きな人を見て「楽しそう!自分もやってみよう!」となるのです。
ここで必要になってくるのが「人が好き」という要素です。
子どもは「自分の好きな人」の興味を自分のものとしていきます。よく、「お姉ちゃんが中学で吹奏楽部だから、私も中学に入ったら吹奏楽やるんだ♬」なんて言っている子がいます。
この子はお姉ちゃんが好きなんです。
(スポーツ選手の子どもが「同じ競技」を選ぶことが多いのも同じ理屈で説明できると考えています。)
他にも友達が勉強好き、職場体験に言ったときにそこの人が熱心に教えてくれた、など勉強好きになるきっかけはさまざまです。
逆に「人が好き」となかなか思えない子の中にはこんな子がいます。
それは「親が人の悪口ばかり言っている」子。
もっとも身近な大人が「人を好きではない」事をたくさん感じた子は、なかなか人を信じること(好きになること)ができなくなります。
という事で子育て中の保護者のみなさん。悪口は子どもがいない所でいいましょう!😓
「子どもに好きになってもらえる人」が「勉強を教える」のが重要な要素の一つと言えます。

子どもが好きな大人
子どもが好きな大人になることが、子どもを勉強好きにさせる一番の近道です。ちなみに子どもが好きな大人の共通点を挙げるとこんな感じみたいです。
- 同じ目線で話をするか、上から話をするか
- 優しいか優しくないか
- 褒め上手かいい加減な返事をするか
- 笑顔か怒り顔か(表情が豊かかどうか)
- 一緒に遊んでくれるか遊んでくれないか
- 運動神経ふがいいか悪いか
- リアクションが大きいかどうか
- 子どもを名前で呼ぶか呼ばないか
- 自分も楽しんでいるか、いないか
これらはほんの一部でまだまだあると思います。
9にある通り「大人自身が勉強を楽しんでいるか、どうか」は重要です。「プロ」は楽しんでいる様子をオーバーアクションで笑顔で表現し、子どもを惹きつけようとします。
これは「子どものご機嫌取りをして好かれたい」のではなく、「子どもを勉強好きにするための」必修事項なのです。
この土台を作ることができれば、大げさに言えば「授業を受けなくても」子どもが自ら学び、成績はぐんぐんあがります。
次回も引き続き「勉強が苦手な子」に教えるコツについてお伝えします!
