9/17 お知らせ

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さざれいし使用教材について

さざれいしの使用教材についてお伝えします。「オンライン家庭教師さざれいし」は「勉強が苦手な子や不登校の子を応援したい」という思いのもと日々楽しく子ども達と学んでおります。

勉強が苦手な子は「集団指導」で先生が示す「ステップ」では「段差が大きすぎて」理解できないことが多々あり、勉強が分からなくなっていきます。

私たちは子ども達が「勉強の楽しさ」を感じられるようにするためには「理解のステップ」を細かく設定することが最重要と考えており、以下のことが必要であると考えています。

Notebook Note Table Diary Paper  - rutshapong / Pixabay
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<子どもの理解を高める3つのポイント>

1、「教える側」が子どもの状況に寄り添う「伴走力」を持つこと

2、毎日を振り返り指導仲間と共有すること

3、子どもが理解しやすく、類題を多めに解ける教材にすること

上記の点を踏まえ、私たち「オンライン家庭教師さざれいし」はNPO法人Learning for All(https://learningforall.or.jp/) から10月より「数学・英語」の教材の提供を受けることとなりました。Learning for Allは東京都に拠点を置き「学習支援・居場所づくり」に取り組まれている法人です。

日々、子ども達と向き合いながらスタッフさん達が膨大な時間をかけて作成したプリント教材で、現在も進化し続けています。

※一部開発途中の教材であるため問題・解答不備がある場合がございます。

教材サンプルはこちらから見ることができます。

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https://learningforall.or.jp/knowledge/

子ども達がより理解しやすい教材を使用することで、1人でも多くの子ども達が自信を持ち「学ぶ」楽しさを感じられるように、「より良い学び」の場をご提供していきたいと考えております。ご理解の程どうぞよろしくお願いいたします。

また、たくさんの方にご協力をいただき本当に感謝しております。この場をお借りしてお礼を申し上げます。ありがとうございます。

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子どもの成長と遊び①

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私がしてきた遊び

まずい・・・。いきなり私事からの書き出しをお許しください・・・。今回は子どもの成長と遊びについてあれこれ考えてみたいと思います。

みなさんはどんな遊びをしてきましたか?

私は友達と外で遊ぶことが多かったのですが、「鬼ごっこ」「ポコペン」「野球」「キックベース」「虫取り」なんかが日常の遊びでした。

家で遊んでいる時は「ブロック遊び(レゴブロック宇宙シリーズがお気に入り!)」

「サイコロペナントレース(六角の鉛筆2本にセパの球団名を書いて転がし、でた球団名が勝利。120勝したら優勝!)」なんて遊びをやっていました。

↑  ↑  ↑

これって、今思えば「確率」の勉強になっていたかも! 

ちょっと余談ですが「ブロック遊び」は「空間認知能力」を鍛えるのに最適と言われています。

空間認知能力が低いと日常生活において「動作ミス」が起きやすかったり、「運動が苦手」になったりすると一般的には言われています。

ちょっと余談になってしまうかもしれませんが……。私は「相手の気持ち」を考える時にも影響がでると考えています。

マグカップの見え方について考えてみましょう。

Mug Cafe Coffee Crown Drink Tea  - pormarco / Pixabay
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2人の人が対面で座っており、マグカップが真ん中に置いてあったとしましょう。その際、「とって」は自分の方を向いていたとします。

自分の方からは「とって」が見える状態です。

一方、相手からは「とって」は見えません。

相手の立場に立って考えることは、相手の達場からどう見えるのかを「物理的に立体を頭の中で回転させて」考えることができるかということだと思うのです。

私は幼少期に「レゴブロック」を誕生日プレゼントでよく買ってもらいました。そして、小5・6くらいの時は1日、2~3時間かけてじっくり遊んでいました(結構、変人レベルかも!?)。

もともと空間認知能力が低い私ですが、小学生の高学年くらいまでレゴブロックでよく遊んでいたために幾分鍛えられたと感じています。

おかげで日常生活はまずまずできているのは、ブロック遊びに没頭した少年時代のおかげかもしれません。💦(今でも方向音痴は絶望的ですが 笑)

うちの子は相手の感情が分からないのかしら??と悩んでいる保護者の方にはお勧めの「遊び」ですよ。

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そもそも遊びとは

ちなみに「遊び」は辞典にはこう書いてあります。

身体的・精神的活動のうち食事,睡眠呼吸排泄など直接生存のための活動を除き,仕事と対立する概念である活動をいう。仕事は他の目的達成のための手段であり,仕事自体は苦痛であることも,また強制されることもある。

それに対して遊びは活動自体が喜びや満足をもたらし,他から強制されず,自発的に行われ,通常まじめな目的や目標からの離脱が含まれている。

しかし,子供の活動には仕事と遊びの分化がなく,子供にとっては遊びが仕事である。遊びの活動を通じて新しい機能を獲得し,社会の習慣役割を身につけ,課業や仕事を分化させるようになる。

※大人が子どもに「遊んでばかりいないで勉強しなさい!」というのは少々微妙な所がありますね🤔思いっきり他から強制してます。子どもにとっては「遊び=仕事(学び)」なのですから。

したがって子供にとって遊びは心身発達に重要な役割をもつものであるが,成人にとっては日常生活や仕事から生じる緊張をやわらげ,気分を一新し,疲れを休め,新しい生活意欲を高める手段としての効用がある。

日本の芸能音楽用語。古くは「神遊び」などという言葉が示すように,神をもてなすため,あるいは神とともに人間が楽しむための神事やそれに付随する芸能全体をさしていたと考えられる。

その後平安時代にはやや限定的に楽舞を演じて楽しむことを意味し,「御遊 (ぎょゆう) 」ともいわれた。

当時の宮廷社会には,定められた年中行事儀式とは別に,「あそび」と称する響宴があり,そのありさまは『源氏物語』や『栄華物語』などの平安文学に叙述されている。なお,最も狭義には管絃合奏をさす。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

難しそうなことがたくさん書いてありましたが、要するに「遊び」は子どもにとっても大人にとっても大切なものだということですね。

Toy Harrypotter Boy Mood School  - chrismaguirang / Pixabay
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まずは一人遊びをとことん追求!

「遊び」は進化してくると次第に対象の永続性が獲得され、言葉やイメージなどにより象徴化ができるようになります。


イメージによって考えることができるようになりますが、概念に基づくような思考は初期のころはまだないと言われています。そして少しずつ「ごっこ遊び」「絵を描く」といった遊びが可能になってくるのです。

最初は「好奇心」を最大限に発揮して、とにかく没頭することだと思うのです。

「うちの子、放っておいたらずっとありんこ見てるんです。」「うちの子、ごっこ遊び?!なのかわからないんですけど、一人で何役もやってままごとやってます。」「うちの子、トミカの車輪が『回る』のを見てずっとにこにこしてるんですよ。」

彼らは没頭することで五感を使って「イメージ」で物事をとらえられるようになっていきます。これが「概念」でものを考える基礎となるのです。

好奇心 ⇒ 没頭  一人遊びでどんどん伸ばしたい力ですね😉

「善悪」を子どもに伝えるとき

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さて、今回はものごとの「善悪の本質」と子どもにどう伝えるかについて考えてみたいと思います。子どもの価値観は親の「善悪の伝え方」が大きく影響を与えますと言うとプレッシャーになってしまいますかね💦

子育て中のお母さんの参考になれば嬉しいです。

●親が子どもによく言うフレーズベスト10●

10位 「片付けなさい」

9位 「ケンカしないで」

8位 「早く起きなさい」

7位 「おにいちゃんなんだから」「おねえちゃんなんだから」

6位 「言う事聞きなさい!」

5位 「勉強しなさい」

4位 「約束守りなさい(ゲームの時間など)」

3位 「やる気がないならやめなさい」

2位 「あんたのために言ってるのよ」

1位 「将来困るよ」

「結構、言ってるな~」と感じた方も多いのではないでしょうか。これらの言葉は果たして正解なのでしょうか。「善」「悪」が明確に決まっているものであればあえて考える必要もないと思いますが、そうではないのが悩ましいところです。

「勉強しなさい」って、親が子供時代に言われて嫌な言葉だったはずなのに、何故か子どもには言ってしまいますよね。笑

1~10位までどれも間違ったことは何一つ言っていません。ですが、子どもがその通りにしないことが必ずしも「悪」とも言い切れないのではないでしょうか。

Book Islam Muslim Quran Allah  - yscan / Pixabay
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善悪とは何か?

そもそも「善悪」とはどのように決まるのでしょうか。

一般的に「嘘をつく」事は「悪」とされています。親も子どもに「嘘をついてはいけません」と子どもに教えているはずです。

では、その教えに「根拠」はありますか?

物事はどこから見ているかで180°変わってしまいます。

幼稚園の先生「〇〇ちゃん、この部屋に来なかった?」

Aくん「来なかったよ。(ウソ)」

※〇〇ちゃんは昨日おうちで嫌なことがあり落ち込んでいたんだ。しばらく一人でいたいんだって。本当は〇〇ちゃんのいる場所を知ってるけど、先生には言うのやめておこう。

もっと例を挙げてみましょう。

「人殺し」は「悪」です。みなさん間違いなくそう思っているはずです。

ではこれはどうでしょう?

以下、ニュース記事

↓  ↓  ↓

トランプ米大統領は27日、ホワイトハウスからのテレビ演説で、米軍特別部隊の急襲作戦によって、バグダディ容疑者が自爆して死亡したと発表した。

事実だけを切り取ってみると、「人の家に勝手に上がり込んで犯罪行為をしていると思われる人間の言い分を無視して殺害した」という事になります。

アメリカという国に他国に特殊部隊を派遣して人を殺す権利をだれが与えたのでしょう。

(誤解しないでください。ISを応援しているとかテロが正義とは考えていませんよ。アメリカ批判の記事でもありません。あくまで「善悪」の決め方の例です。)

これは「善悪の判断」には根拠が無く、人間の強い意志が決めるという事実を示しています。

Toy Lego Toys Play Funny  - MikeWildadventure / Pixabay

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子どもの「感情」を大切にする

「やってはいけないこと」「みんながやっていること」は子どもだって認識しています。それでも「感情」が許さないくらい「やりたくない」んです。「ケンカ」しちゃうんです。

お母さん達が子どもに必死になって伝えようとしているのは「理性的な正しさ」とも言うべきものです。この世には、論理だけでは説明しきれない事が山ほどあります。

「こうやったら、子どもは〇〇するに違いない」

「こう声がけしたら、子どもはきっと〇〇になってくれるに違いない」

でも子どもは必ずしも親が思った通り育ってはくれませんし、親の言う通りやったところでその通りの結果がでる訳でもありません。

「お母さんの言う通りやったのに!」と子どもに変な言い訳の機会を与えることになってしまうこともあります。 ( ;∀;)

ここで大切なことが、親が何を基準にして「善」と捉えているかです。

前述した通り「善悪」は人間の意志が決めています。「殺人」ですら理由をつけて「善」に分類しているケースがあるくらいです。親が子どもに「善悪」を語る時に客観的な軸は実は存在しません。親が何を信じ、何を子どもに伝えたいかで変わって来るのです

「自分の子どもが不登校である」

これまで「善」とされて来ているのは「学校へ行くこと」「みんなと同じことができること」でした。親も当然これを踏まえて子どもに「善」と思われることを求める訳です。いわば社会が決めた「善」に縛られて子どもに向き合った状態です。

これは親が悪い訳でもありません。「同調圧力」に逆らって「世間の悪」を「善」だと言い切れる人なんてそうそう居るわけではありませんから。

※だから、新たな「善」を作るときは一人ではダメだと思います。仲間を作ってみんなで束になって向かって行かないと勝てません。おっと、これは別の話だ・・・。

学校に行きたくないという子どもの「感情」はそれとは真逆の方向に向いています。その状態の子に「善」と思われることを求めるのは、イコール学校へ行かない子どもの状態が「世間の悪」だと言っているに等しいのです。

ここで絶対的な真理は「人間は社会性動物」であるということです。

人間は何らかの形で他者と関わらなくては生きていけません。これは生物学上、間違いないこと。学校へ行かなくても「人と関わる」ことは普遍です。そこからその子の未来を考えていく事が重要です。

子どもの感情を100%受け止める ⇒ 他者との関わりを作る ⇒ 一緒に考える

この流れで「善悪を一緒に考える」事が、一番子どもに伝わると思います。

※ここで大切な事は根拠はないけど「親が子どもを100%信じ切っている状態」であることです。思い込みでいいと思います。それが事実となり子どもの中で「善」になっていきます。

「僕が不登校の時に親が自分を信じてくれたから、今 〇〇〇~。」

自分の行動が「善」と認めてもらった子は自信を持って生きていくことができます。

子どもを100%信じる仲間に、ぜひご一緒させていただきたいです。

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